「サンガワイのコンセプトはBe Real 。そのコンセプトからずれないようにシンプルでそのままの姿をみなさんにお届け出来るように心がけています。」
そう話してくれたのは、現在、サンガワイのインスタグラムを担当して下さっている宿南史子さん。ハワイ・オアフ島にて開催のヨガインストラクター養成講座、全米ヨガアライアンス認定(RYT200)(以下サンガワイ)の10期卒業生です。
可愛い笑顔とは打って変わって、カメラを構える姿は真剣そのもの。サンガワイのメイン講師、ヨーコ・フジワラをどう見せるか、そしてどうやったらこのサンガワイの場の臨場感が伝わるのか真剣に考える様子が伝わってきます。
今回は史子さんとサンガワイの出会い、そしてサンガワイのメイン講師であるヨーコ・フジワラとの出会いを語っていただきました。
【 ヨガの練習は本来の自分に戻る手助け 】
編集部 : 史子さんはサンガワイを考える前にヨーコ先生を知ってらしたとお聞きしたのですが、どのように知ったんですか?
史子さん : ヨーコ先生を知ったきっかけは、インターネット検索でした。バイリンガルで教えている先生を探したくて検索にかけたところヨーコ・フジワラの名前が引っかかったのです。ホームページを覗くとDVDが出ていることを知り、興味本位で取り寄せました。そのDVDの最後にヨーコ先生のインタビューが入っているのですが、その中で
「ヨガとは自分を学ぶこと。ヨガの練習は本来の自分に戻る手助けをしてくれるだけです。」
という言葉に心を打たれ、直感でこの人に会ってみたいと、駄目もとでアポを取りました。
【 嘘のない生き方。ヨーコ・フジワラに惹かれた理由 】
DVDのインタビューの言葉や、実際に会うまでのやりとりの中で感じたこと、それは
「この人は嘘の無い生き方をしているな」
と、言うこと。嘘がないという意味を掘り下げると、
「きっとこの人は苦労をしてきたんだろうな。だから世間をきちんと見ている」
ということです。形は違えど、幼少期からの苦労や、寂しさなど、根っこの部分はとても寂しかったり、甘えたかったり、そこを奮い立たせて自分に厳しく生きている、ヨーコ先生の話を聞き、自分も少しだけ似ているなと思うところがありました。もちろん、私もこれまで歳を重ねて、いろいろな人を見てきた経験の中で「この人なら信じられる!」と思ったわけです。
それから数ヶ月後にオアフ島へ行き、いよいよ初対面。緊張している自分の心臓の音を感じながら、家族4人で走ってスタジオへ行ったときのことは今でも鮮明に覚えています。
そして、実際にヨーコ先生のレッスンを受け、コミュニケーションを取っていくうちに「あぁ、わたしの直感は間違っていなかった。この人についていきたい」と思ったんです。
本当はもう少しヨガが上達して、先生に色々教わってから話すつもりでいましたが、「想いは伝えないと伝わらない!」最後のレッスンの日に時間を貰い、自分の想いを語りました。
そして「私を弟子にしてください」と泣きながら言い、先生からやんわり断られたことは今ではちょっとした笑いのネタです。(笑)
【 自分らしさや思いやりを求めハワイヨガ留学へ 】
編集部 : そうなんですね。とても情熱的で素敵なお話です。それがきっかけでサンガワイに?
史子さん : はい。これをきっかけに帰国後もヨーコ先生にヨガやそれ以外のことも含め話を聞いてもらえる機会が多くなりました。
私はヨガのスキルよりヨーコ先生の人間性を重視しています。その人となり、生き方を知りもっと先生を知りたい。この人から学びたい。その気持ちが膨らみ、「勉強させて下さい」と伝えたのです。
私がサンガワイに参加した理由は、ヨガは勿論のことそれ以上に自分らしさを確認したり相手を思いやる気持ちを培ったり、精神的な修行をしたかった気持ちが大きかったと思います。変わったタイプの生徒だったかも知れません。(笑)
ヨーコ・フジワラへの想い、そして、ハワイヨガ留学を決めた理由を熱く語ってくれた、史子さん。スタッフが初めて史子さんに会ったときの第一印象は「なんて可愛らしい人なんだろう。」
ヨーコ先生への想いがこんなにも熱いものだということは、当初、史子さんから感じ取ることはありませんでした。しかし、カメラを構えるとその姿は一変し、自分の中にある想いをどうアウトプットするのか一生懸命に考えている姿が見られ、感動したことを覚えています。
次回は、実際に史子さんがサンガワイへ赴き、指導者養成講座に参加されたご感想、そしてご自身の生徒さんへ伝えていきたい想いを語って頂きます。お楽しみに!